2021.01.21

ただいまバラの剪定中です。

現在ローズガーデンではバラの春の開花にむけて剪定を行っています。
普段は葉が生い茂っているバラですが、冬の間にキレイに葉を落とし、枝を整理して春の開花に備えます。
つるバラは、構造物に枝を巻き付けていくので剪定ではなく「誘引」と、この作業を呼んでいます。品種によって、どの太さの枝まで残すのか、枝先を散らすのか長く誘引するかなど判断しながら、株の形を整えていきます。

 


手前/まだ剪定前、ローズヒップをつけた‘ロサ・エグランテリア’
奥/誘引を終えた‘セレスティアル’
(西洋系の野生種・オールドローズのコーナー)

 


原種系のスイセン ナルキッスス カンタブリクスが見ごろです。
長い名前で全然頭に入ってこない感じですが、原産地がスペイン南部から地中海を挟んで
アルジェリア、モロッコとなっており、スペインのカンタブリア地方が名前の由来です。
花の少ない時期に咲いてくれる貴重な存在なので、年々数を増やして植えています。
(東洋系の野生種・オールドローズのコーナー)

 


最近写真を撮りに来た方に人気のメジロ(どこにいるか分かりますでしょうか?)
コムラサキシキブやピラカンサの実を食べに来ているようです。
ガーデナーも作業をしながらほっこりします。
(ダマスクの香りのバラのコーナー)

 

秋に植えた球根が出てき始めました!春が待ち遠しいですね。
(左/チューリップ スパイシーの香りのバラのコーナー)
(右/ムスカリ ミルラの香りのバラのコーナー)

 

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